嫌がられる夢

本当に嫌な夢を見た。

私はどこかの廃墟に居る。RC造の建物で、壁と屋根がぼろぼろに崩れ落ちっている。が、いくつかかろうじて使えそうな部屋が4~5部屋くらいあって、壁と屋根の大半が崩れ落ちている以外は、綺麗に掃除されているような感じであって、人が管理している雰囲気がある。

私がそこに立ち、ぼーっとしていると、スーツを来た坊主頭で肩幅が広い、いかつい兄ちゃんがやってきて、やけに腰が低く、「あっ、いらっしゃいませー。すみません、お客様。当店、午後X時からの営業となっておりますので、もうしばらくお待ちいただけますかー?」なんて、手もみしながら言ってくる。俺はよくわからず、ああ、はあ。みたいな相槌をうち、アホのようにまたそこに立ち尽くしていた。

すると、またこんど、ぞろぞろと水商売風の姉ちゃんがやけに露出度の高い服をきて登場し、各々、俺に一瞥をくれた後に、曖昧に微笑み、静かに各々と部屋に入っていき、何やら忙しそうにあっちこっち移動している。

それでもアホのように私は立ち尽くしていると、今度は知った顔が入ってきた。久しぶりー、か、何か言いながら入ってきたのは知り合いの女性3~4名くらいと、友達の男1名。彼ら同士には全くつながりが無いが、それぞれ、大学の同級生、小学校の同級生、会社の同僚、といった感じで私とはつながりがある。

彼ら同士が親しく会話することは実際ありえないのだけど、なんか、楽しそうに喋ってる。それでも、なんだか、俺に対してはちょっと何か言いたげな、スルメが奥歯に挟まって取れないけど、男子の前で口に突っ込んでスルメをほじくりだすのは気が引ける、みたいな面を晒していて。なんなんだ。

すると女子、鍋の準備を始めたのであって、市販の薄めて使うスープ、豆乳鍋味、みたいな液を土鍋に流し込み、白菜を切り始めた。その間、俺と数人はそれなりに世間話をしつつ、鍋があらかた出来上がったところで、事は起こった。

「私、やっぱこれは無いと思う。いくらwithpopでも、我慢できることとできないことがある」

などと言いつつ、俺は意味不明。何を言っているのかさっぱりわからない。また別の女、「私も我慢してたけど、今日は帰るね」などと鍋に一切手をつけず帰ろうとする。意味がわからない。

私が助けを求めるように、唯一、俺以外の男に目を向けると、「俺もちょっと、さすがに弁護できんわー。久しぶりに集まったのに風俗店で鍋やるってのは無いっしょ」とか言っていた。それで俺、ようやくわかった。さっきのいかつい男。露出度の高い服を来た女。スルメ奥歯の視線。そういうことか。

いやいやいや、俺のせいじゃないし。俺が場所をセッティングしたことになってるけど、そんなん知らんし。お前らが勝手に鍋持ってきたんだし。とおもったんだが、その怒りの入り混じった反論を言う相手は、俺が真性の変態であるということで決めつけた後にすでに帰途に付いているのであって、帰ってから知り合いに口々に俺が変態であるということを言うのであろうのであって、これほど憤りを感じることもない。

というか、その男の友達も、普段風俗店に行った話をしょっちゅうしているくせに、俺を擁護せず、「ないわー」などといい子ぶってるのも若干ムカつく。

いやな、俺は変態であることは認めるけど、TPOをわきまえた変態であるということは声を大にして主張したいよね。さすがの俺も女性を誘って風俗店で鍋やろうとか言わない。意味がわからないじゃん。面白く無いじゃん。おもしろくないことを金払ってまでやるほど頭悪くないわ。

で、俺がそういうことを考えて怒っていると、後ろから、「お待たせしました~」などと、坊主のいかつい兄ちゃん。いや、今のやりとり見てたでしょ!?って言いたくなる。俺は客じゃない。客じゃないけど、もうどうでもいいわ。その顔写真から一人選んでやろうかな、とも思ってきた。

その他にも、なんか殴ると地味に痛いふにゃふにゃの、なんだっけ、スポーツチャンバラの竹刀みたいなやつ、ああいう棒でお互いに殴り合わなければならず、その棒の殴った感じがいい感じに決まらないとポイントが貰えない、かつ、そのポイントが100点を超えないと帰れないなどという意味不明なゲームをやっている夢なんかもほぼ同時に見ていて、本当に寝心地が悪かった。

でも後者の夢はなぜ見たか何となく分かる。隣で寝ている娘の寝相が死ぬほど悪いからである。足で顔を蹴ってきたり、思い切り頭突きしてきたりする。

あと、嫁さんも娘も寝起きが悪いところが似ていて、これもすごく困る。