思えば私は

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思えば私は、入社後の研修で講師に対して文句をぶちまけたりしてた。

私は仕事というのは金を貰ってメシを食っている以上、それはプロフェッショナルとしての仕事っぷりを発揮するべきであって、ましてや大学出たての新人より劣ってるとか論外であると思っていた。でもその講師は明らかに俺の知識量よりも劣っているというか、なんというか、もうそれ以前の問題で。口癖が「詳しくはネットで調べてください」と、「これは暗記モノですので」だった。

講師として金を貰っているのであれば、講師としてプロフェッショナルの仕事をすべきであって、ちょっと難しい概念にぶちあたったときにネットに丸投げするのは論外である。また、同じくちょっと難しい概念にぶちあたったときに、これはもうそう言うモノなんで、暗記するしかないんで、何故こうなってるのか、何故こんな概念が生まれたのかは関係無いんで、良いからお前らは暗記しろ、と、それ以上の説明が出来ないのも論外である。

さらに言えば、このオッサンはすごく口が臭く、歯くらい磨けよな、と常々思っていた。これも講師として、喋る機会が多い以上、当然考慮するべきエチケットであって、もう人間として社会人としてどうなんかなあ?コイツに金はらう価値あんのかなあ?

こういう無駄な研修ってのは本当に害悪である。まず、こういう講師に金を払うということ自体が、金の無駄遣いである。さらに、研修中も研修生には給与が発生しているわけであって、その発生した給与に対して得られることがほとんど無いというのは、これもまた金の無駄遣いである。さらに、こういう金の無駄遣いの上に成り立っている講師が講師として生き続けることそのものが市場の競争原理に反しているのであって、本来は能力のない講師は市場原理によって淘汰されるべきである。というふうに思っていた。

と、まあ、ここまで長々と書いたが、つまり簡単にまとめると、「会社の研修で出てきた講師がクソジジイだった。うぜえ」で終わる事であるが、まあ私はとても若かったため、律儀にオッサンに対して文句を言ったり、うちの会社の教育部門にたいして文句を言ったりしていた。が、まあ、私も大人になったモンで、そういう経験をしても、「あーまた外れの研修だわ、何の意味もねえ」と心の中で嘯き、テキストを使って講義中に自己学習する、または、テキストの誤字脱字チェック、記述の誤りと訂正、などの行為をして時間をつぶせるようになった。アンケートが5段階評価であれば5に丸を付けて、「すっごい良い研修だった。マジ最高」みたいな中身の無い感想を書くようになった。

これは私なりの反発である。クソ講師に対して「お前はクソじゃ」と言ってあげるのは、それがそれなりに適切な意見である限り、講師のためになるのだ。クソ講師に対して「マジすばらしいね」と嘘を言うのは講師のためにならない。なぜならばクソ講師はそういう意見を貰うことで「わーい、やっぱ俺ってば天才」と勘違いを促進させて全然成長しないからである。そして、講師のためにならない意見をあえて書くというあたりが、私なりの反発なのである。つまりは。

誰にも信じて貰えないだろうが、こう見えて私はかなり謙虚であって、私は人よりも劣っていると思う。だから、私が出来る程度のことは、他のちゃんとした経験を積んだ人間であれば誰だって出来ると思っている。だから、私に出来ることは誰でも出来るはずであって、それが出来ないのはおかしいという気持ちが根底にある。だから俺は俺よりも知識のない奴が許せない、みたいな気持ちがちょっとある。極論を言えばね。

で、こないだものすっごい腹立った記憶があって、それは。

まあ、部長の次くらいに偉い人と、課長と、総務部の人何人かと喋る機会があった。そのとき、以下のような会話があった。部長の次くらいに偉い人をA、総務部の一人をBとする。

A「まあね、withpop君は優秀なので、将来は課長、そしてそれ以上の任に就いて欲しい人材だと思ってる」
B「そんな事言ったら駄目ですよ。こういう奴は2,3回壁にぶち当たって挫折を経験させた方が良いんです」

これを聞いてな、普段はクソ講師にも「すっげー良かった」などと中身の無いことを書く私もイラっときたね。

あんな、まず、なぜ俺が今まで順風満帆に生きてきたと思っちゃってんの?お前に俺の何がわかんの?部長クラスの偉い人から「優秀だから」と言われるために、俺がどれほどの努力を重ねてきたか知ってんの?何なの?マジでなんなんすかね?

というか、たまにこういう論調を耳にするんだけど、挫折を味わうことに何の意味があるのか全然分からない。

順風満帆に何の挫折もなくポンポン人生が進んで行くのであれば絶対にそっちの方が良いじゃん。挫折を味わうことが無いくらいに優秀だってことでしょ?良いことじゃないか。それをさ、なんか人生に関しては俺の方が一日の長がある、みたいな感じで、上から目線で偉そうに、なーにが、「挫折を味わった方が良い」じゃ。ぼけ。ふざけるな。そういうお前をボキっとやって、石臼ですりつぶして粉にして練り込んでまったく違う造形物を作り上げたいくらいじゃ。俺はそば粉を石臼でひくのが得意なんだぜ。

そういやこないだ、うちの社のグループ全体で実施しているIT技術診断テスト、みたいなものを受けた。これ、中々良い問題がたくさんあって、頭をフル回転させないと解けなくて、問題考えた人は頭良いと思う。一企業に勤めてる人が作ったとは思えない。資格試験で出して良いレベルだ。まあ、そういうのを作ってる専門の業者に外注したのかもしれんけどね。

で、それがかなり難しく、6割くらいしか解けなかった。まず時間が全然足りない。「電卓使って良いよ」と書いてるのに、電卓使うのを忘れてたということもあったけど。こりゃあんまり良い結果じゃ無いなーと思ってたら、グループ全体の平均点が400点行ってなくて、私の偏差値は65と出てた。マジか。頑張れば東大狙えるかも。ちなみにそれを主催した人の話を聞くと、「基礎研究とかやってる有名な部署だと、大体このくらいですね」って指さした辺りよりも俺の得点はずっと上。

じゃあ俺を基礎研究とかやる部門に転籍させろ、と思うのだけど、まあ、今時基礎研究とかやってても意外に給料少なそうだし、今のままでも良いかな。とも思う。金いっぱいくれりゃ何でもいいよ、もう。

なんか話がそれてきて何言いたいか分からなくなってきたんだけど、いつものことなのでこんな感じでしめたいと思います。ありがとうございました。