品質に対する意識

111017

うちの会社は馬鹿なので、馬鹿な事ばっかりやってる。

まあうちの会社に限らず、ほとんどの会社は国籍問わずみんな大体馬鹿だと思う。

なぜそんなことが言えるのかというと、会社というのはいろんな人が集まった組織であって、で、どんな組織であっても頭の良さは正規分布するので、しかるに相対的馬鹿が生まれるわけである。そして、人間に元来備わっている危機回避能力として、ポジティブよりもネガティブなこと、気持ちいいことよりも腹立つこと、天才よりも馬鹿のほうが記憶に残りやすいというのがあるのであって、結果として、どこの会社でも馬鹿だなーって事になる。

うちの会社は、相対的馬鹿が目に付くだけでなく、資格取得率、過度な年功序列制度、TOEICの得点分布などから考えても、並々ならぬ馬鹿である。正規分布の中央値がそもそも馬鹿方面にシフトしている、どうしようもない馬鹿組織である。

こないだもこないだで頭を抱えてしまうようなプレゼン資料を見たので紹介する。

それは、「品質に対する意識」という感じの資料で、これ、すなわち、我が社は品質管理を徹底していますよ、と、社外に言いたいがためだけに執り行われる、全く中身の無いものであって、毎年毎年同じものが配られるからもうどうしようもない。読むたびに腹が立つのだが、1年くらいたって忘れて、そしてまた同じ資料を見るので永遠に腹が立つ。「2013年度版」と、でかでかと書かれては居るが、中身は9割方同じである。

内容をご紹介致しましょう。

ルールを守ることの大切さ

Aさんは、ソフトウェアのソースコードを改修していました。改修後、動作確認をしましたが、上手く動きませんでした。上司であるBさんから変更前後の変更箇所を見せるよう言われましたが、何と言うことでしょう。Aさんがソースコードを改修して上書きしてしまったので、編集前のバージョンは失われてしまっていたのです・・・!!!

解説:
これは、変更前にはバックアップを取るという、ルールをAさんが疎かにしたからです。品質を高めるために定める、どんなに優れたルールがあっても、それを守る個々人の意識が希薄だとなんの意味もありません。決められたルールをしっかり守りましょう。

俺は頭を抱えて放屁した。

俺が一言で解決してやる。バージョン管理ソフトを使え。SVNとか、Gitをつかえ。

うちの会社が馬鹿なのは、ミスをした→ミスを防ぐルールを考えるというループに陥っているということがまず挙げられる。取り決めだけでミスを防ぐことは出来ない。なぜか。人間は機械ではないので、必ずミスを犯すからである。逆に言えば、機械は人間に比べたら滅多にミスを犯さない。だからこそ、機械の力に頼るのであって、それでも万が一の事を考え、ストレージを多重化したり、バックアップを取ったりしているのである。

機械の力に頼る方が明らかに楽で、確実なのに、何故それをしないのかというと、みんな新しい事を勉強するのが嫌いなエセ技術者だからである。

私のような考えを持っている人は何人か居て、かつ、みんなSVNを使いましょう、って啓蒙活動をしているにもかかわらず全然普及しない。そればかりか、「バージョン管理が疎かになっているから品質が低下するのだ」という考えをもとに、「じゃあ我々でバージョン管理ソフトを作ろう!!」なんて言って、SVNの劣化版3倍モードVHSコピーの3倍モードVHSコピーみたいな、バグが大量に混じった最悪なソフトを半年も掛けて作り上げ、「みんな使ってね!!!」なんて喜んでるのは作ってる人たちだけで、未だに共有ファイルサーバーにソースコードを上書きコピー。って作業がやられてたりするのである。

そのソフトの一部を作ったのは実は私だが、もう仕様書を見たときは頭を抱えて脱糞失禁しそうになるくらいの仕様だった。

PerlとかPythonとかを使って作ったWebシステムで、見た目の美しさもクソもない。プログラミング初めて半年のド素人が作った「ぼくが作ったBBS」以上の価値は何ら感じられないような、ゴミだめのなかのネズミのゲロにも劣るウンコシステムであった。Ruby on Railsとか喋る宣教師からみたら、ウホウホ?って感じだと思う。

こういう、ネズミのゲロに対して、10人くらいが半年動けるくらいの予算が出るんだから、まー、日本のメーカーってのは金持ちだなあ・・・。って思う。

他の基幹システムなんかも同様で、たとえて言うならばFacebookを全部C言語で実装するようなアホなことを繰り返して居るのである。私も入社した頃は、あまりにも時代の流れに逆行していると主張して回っていたが、いまはもうどうでも良くなった。自分が作るシステムだけちゃんとつくってりゃあいいや。

ほかにも、うちの会社の危機管理能力というのはすさまじくて、飛び降り自殺があったときに、対策として窓に柵をつけたという時にはもうホント、どうしようもねえなあ。と思った。
昔描いた漫画がこれ。

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まだまだいくぜ。

全員が品質に対する意識を高めることの重要性

ある製品が完成するまで100の工程があり、そのうち、99まで完璧でも100個めでエラーが入ったらそれは不良品です。つまり、みんなが品質に対する意識をもたなければ、高い品質は実現できないのです。

俺は頭を抱えて放屁して脱糞し、そのクソを壁にぬりたくる狂人と化した。

ある製品が完成するまでに100の工程があったとしよう。そして、それぞれの工程に対して、0.5%の確率で失敗が生ずるとしよう。すると、ある一つの工程がすべて上手く行って完璧な製品が出来る確率は、

 0.995^{100} \simeq 0.606

つまり、60.6%。およそ4割が不良品となる工程。

アンタ、陶芸家じゃないんだから、現代企業が4割も不良品だしちゃアカンでしょ。最新プロセスの半導体生産での歩留まりだって3割くらいなんだぜ。

重要なのは、ミスを発見して修正する手法を確立することでしょう。ソフトウェアだったら、カバレッジ100%なテストケースを書いて、変更のたびにユニットテスト全パス、とかな。でも、うちの会社だと、「そんなこと書いてる暇ねえよ」ならまだしも、「ユニットテストってなあに?」から始まるんだけどな・・・。

つまり、全体を通して俺が言いたいことは、お前ら技術者なんだったらもうちょっと新しい事覚えろよ。昔のやり方に固執するなよ。って。以上。