フルバケの話

フルバケットシートに4点式シートベルトをしていて、シートを前後にスライドさせるためのシートレールの歯がうまく噛み合っていなかった。

ブレーキを掛けたと同時にシートレールのロックがはずれ、一気に後ろに引きずられた。4点式シートベルトとフルバケットシートにガッチリ固定された体では、手はハンドルに届かない、足はブレーキに届かないで死にかけたことがある。という話を人づてに聞いたことがある。

これ、よくよく考えるとおかしい。

4点式シートベルトは違反じゃん、フルバケも場合によっては車検通らないじゃん、ってのはまあ、置いとく。

ちょっと考えればわかるんだけど、ブレーキを掛けて体が「後ろ」に引きずられるって逆だよな。前だよな。

俺はこれ、話を盛ってるんだと思うな。

つまり、ブレーキを踏んでいる最中というのは、まあ、カーブだったり信号だったり、とにかくスピードを出しちゃいけない状況だからブレーキを踏んでいるのであって、そういう状況かでブレーキが踏めない!これは死ねる!というのなら緊迫感がより増す。

しかし、「後ろに引きずられる」というのは、これ、明らかに加速時である。

加速時というのは、スピードを出しても安全が確保できる状態であるから加速しているのであって、加速している最中にブレーキに足が届かない!っていうのは、まあ、ブレーキをかけている最中よりは緊迫感が無いよな。(合流時は加速しないとむしろ危ないので「死にそうになった」ってのはまだ理解できるけど)

だから、ブレーキを掛けた時に後ろに下がった!とよくよく考えればおかしい事を言って、話を盛ってるんだと思う。本人もその矛盾に気がついてないか、話の勢いでごまかせるんだと思ってんじゃないか。

まあそれだけです。