肛門科に行ってきました

先週辺り、心療内科に行ってきましたという記事を書きましたが、本日は肛門科に行ってきました。

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このほかに、記事には書いてないけど、内科に行って喘息の治療も受けてるからね。精神科、内科、肛門科、まさにドクターショッピング・・・!増え続ける膨大な医療費。国庫を圧迫し続ける医療費。今後どうなってしまうのか。日本はどうなってしまうのか・・・。

事の始まりは、まあ、2週間前くらいで、痔になってたんすよね。痔。ま、痔は持病ですから、私、これまでの人生で、幾度となく痔の持病の発作に苦しんできたのですから、あー、また痔になっとるわー。くらいで済ませて来たのですね。市販薬ぬっときゃ治る。市販薬。OTC医薬品。Over the counter医薬品。over the rainbow。

今回もそのつもりだったのです。

今日会社に行ったら、上司に「飲み会どうするの」と言われた。俺、先週から、いかねえ、言っとったった。

飲み会に行かない理由は色々ある。まず、俺のドケチ根性が遺憾なく発揮されていること。会社の飲み会ごときに1万弱も使いたくない。なんで一万弱?高くない?と思っただろ。それは、俺が飲み会なんかにいったら、調子こいて普段飲まない、ちょっと高めのウイスキー、などの類を頼みまくるからである。俺の舌たるや、最近はすっかり肥えまくってしまい、もはやジョニーウォーカーやアーリータイムズなぞ飲んでられん。あんなに好きだったウーロンハイもレゲエパンチも一切飲めない。あんなモンは貧乏学生の飲み物だ。でも貧乏学生だったときと財力が大差ない俺は何なんだ。

で、割り勘なのを良いことに、そして上司がおごってくれる、もしくは、少なくとも多めに払ってくれることを念頭に置き、したたかに、怒られない程度の高い酒を頼みまくるのが私の常の行いである。これほど憎たらしい、全然可愛くない部下は居ないであろう。だから、上司もしっかり割り勘にするのであって、そうすると毎回俺はショック、まじっすか、アンタ、稼いでるっしょ。などとはさすがに言わないけれども。ぶっちゃけそう思う。

そうやって、まあ、調子をこいて高い金払ってるので、3次会くらいまで行くと1万弱くらいは普通に払う。いや、1万超えてる気がするな。上司が多めに払ってくれる、と、してもね。

そういうことを考えると、やっぱり会社の飲み会とは無駄遣いであるな。と思った。

1万って結構いい金であって、たとえば、俺のPCはたぶん中国製の安っぽい筐体をつかっているのであるが、1万そこら出せばもっと良い、インテリアと良くマッチする北欧製のかっこいいPC筐体が買えたりするだろう。だからそう言うことを考えると、たかが飲み会ごときで1万とかありえん、って気になってくる。

しかし、よくよく考えてみると、勝手に怒られない程度の、ギリギリ高い酒を飲みまくり、その末、自分の支払いが増えたので、高けえ、飲み会高けえ、俺いかねえ、とかいうアホ、すなわち、俺が居たら、俺だったら殴るよね。躊躇無く。傷害罪とか関係無いよね。でもみんな優しいのでこんな僕を理解してくれるの。

・・・ううん、僕が常々優秀で、いろんな賞をもらってるから、みんな大目に見てくれるの・・・。こんなお茶目な私をこれからもよろしくね。

という、まあ、ドケチ根性が一点。

ということで、金ないんすよ。と上司に言った。金無いから新居のカーテンも買えないんすよ。新居の塀もたてれないんすよ。だから飲み会行かん。と言った。っていうか、それは2週間前くらいから言ってた。そしたら、上司が、「なんだよ、来いよ、金だったら俺が払ってやる」と言うんですけど、それはちょっとおかしいよね。と俺は言いました。高い酒をこっそり頼む俺が言うのもなんだけどな。

二次会くらいになって、上司が「おごったる!」と言い出して、あざーっす、とか曖昧な返事をして高い酒飲みまくって虐める、というは、まあごくごく自然な流れですが、素面の時にみんなから会費を徴収して開催する飲み会を「おごったる」っておかしくないですか?

っていうか、ウチのチーム、2年目の新人が入ってきてるんですよ。新人が自腹切って俺が奢ってもらうってどう考えてもおかしいっしょ。

だから、俺、言ったった。おごりはおかしいっす。って。でも、上司たるや、なかなかしつこくて、毎日のように「飲み会に来い」と言われてて、俺は気鬱。

ここら辺に第二の理由があって、ぶっちゃけ、俺、今の職場があんまりすきじゃない。客が頭悪すぎてイライラするってのが主因だが、まあ、なんつうか、全部嫌になってきていて。だから転職サイトとかも無意識のうちに見てしまっていて。ああっ、どうすればよいのだ。

他にも単純に、体の調子が悪いので早く帰って寝たいというのもある。飲み会の日はみんな早く帰るでしょ。それと同時刻に家に帰って寝たい、というのがある。

そういう諸々を言ってしまえれば楽なんだけど、そこは、やっぱ気を使える私じゃないすか。常識人の私じゃないすか。だから、こう言った。

「実は俺、痔なんすよ。酒は痔に悪いんで、避けてるんですよ」

って。言った。中々言えない理由は痔にあるんですよ、って。これ上手い言い訳でしょ。

しかも、これは半分は本当である。酒は痔に悪くて避けるべき。だから飲み会に行きたくない。これも本当である。でも、禁酒してるというのは嘘であり、現に、今も焼酎を飲みながらこれを書いてる。

したら、上司、異常にヒートアップして、「それはよくない。病院に行くべき。一刻も早く病院に行くべき」と主張し始めた。まずい。これは地雷だった。

病院ですか?別に行かなくてもいいですよ。長年こうなんですから。と諭す俺の言をこれっぽっちも聞かず、いや、良いから行け、一刻も早く行け、早退して病院に行け、というくらい。「若いときはそれで良いが、いずれ無理が利かなくなってくるんだから」と言っていたが、まあ、それは分かりますよ。分かりますけど、今日行かなくても良いじゃん・・・と思っていると。

上司、大きくため息をつき、首を左右に振り。少しあきれたような、だだっ子を諭すような目を浮かべ、「肛門科に行きなさい。今日の残業申請は取り消します。定時で仕事を切り上げ肛門科に行きなさい。これは上司命令です」と。

はっきり言って、俺は憤慨した。俺は、俺のアナルの事まで上司命令してほしくない。俺のアナルは俺だけのアナルであって、もっともプライベートなデリケートゾーンである。フェミニーナ軟膏も進入できない聖域である。その聖域を汚された感がある。

もっと言うと、俺の体は俺が一番よく分かっているのであって、と、同時に、俺のアナルの事も俺が一番よく理解しているのである。たとい、俺が上司の言を許したとしても俺のアナルが許さねえ。

・・・と思っていたが、結論から言うと、この記事の通りであって肛門科に行ってきました。上司の決意たるや堅く、どうしても俺のアナルを専門医に触診させたいらしい。

「俺もね、昔病気したことがあって、病院に行ったらいきなり触診されて・・・その先生は俺と同い年くらいの若い先生で・・・」って話を聞かせられて、イヤっ!やめて!そんなこと話さないで!貴方の処女喪失談なんて聞きたくない!甚だ生々しい!などと、私の心がね。私の心が犯される寸前だった。

で、気づいたら残業許可申請も取り下げられていて、ああ、これは本気だな・・・。この調子だと明日請求書の提示を要求されそうだな・・・と思って諦めた。

そんで真っ白になった俺が向かった肛門科。

受付の姉ちゃんに保険証を提示し、初診患者のための症状などを記すフォーマットにケツが痛い、などと記した。すると、奥の方から、「わぁ~、女の子みたーい」などという声が聞こえた。

私の名字は、結構珍しい名字である。女の名前みたいな名字だ。だから姉ちゃんが騒いでるんだ。「わぁ~、女の子みたーい」とか言われながらに、アナルをほじくられるのが私。

お前ら、よくよく考えてみ?これ絶対おかしいだろ?28歳って言ったらもう大体オッサンですよ?そのオッサンが、やだぁ~、女の子みた~いとか言われながらケツの穴ほじくられるんだで。こんなプレイ、どんなイメクラに行ってもお目にかかれないぜ!

なぜこんな事になってしまったのだろう・・・。

診察室に通されると、ちょびヒゲにオールバックの、ちょっと悪いオッサンみたいな風貌の先生。先生、俺のケツはいかがでしょうか・・・と、二三質問に答えると、じゃあ、隣の診察台で観ますんで・・・みたいなことになった。ついに・・・。ついに来てしまった・・・。初体験を迎える少女の気持ちの何割かはこんな気持ちだったに違いない・・・。ついに・・・。来るモンが来てしまった・・・。

俺の頭の中に、Lou ReedのPerfect Dayが響いた。

Trainspottingに座薬型のドラッグを使うシーンがあるが、あんなもんじゃ済まないだろう・・・。

ズボンとパンツを膝まで降ろし、ケツをさらけ出して膝を半ば抱えるような格好で横に寝かせられた。

「じゃあ、ちょっと気持ち悪いと思うけど、我慢してね」

とか言われて、たぶん、ちょい悪先生の指が、ああっ、俺の、中に・・・。うおおお、これはとんでもない異物感だ!うげえっ!マジで気持ち悪い!内臓をかき回されているようだ。と、同時にとんでもなく痛い。麻酔なしで肛門を引き裂いて、洗われてきた血肉を指でほじくり回されているような。せ、先生!絶対血でてるって!やめて!やめて!

「こっち痛いの?どこ痛いの?」

と言われ、声も絶え絶えに、「なんつうか、こっち、こっちですかね・・・」と指さすと、先生、「こう?」と指をさらにグリグリ、するとさらに強烈な痛みが。ぐおおおお!先生!だめだって!内臓出てくるって!やめて!ホントやめて!もう十分もてあそんだでしょ!と思ったが、耐えた。俺。

俺は結構痛みに強いと思う。歯医者に行ったときも、信じられない位痛くて、脂汗がにじみ出てくるのを必死に耐えた事があって、先生が何度も「大丈夫?麻酔する?」などと聞いていたが、早く終わって欲しい一心で「大丈夫です」と何度もやりとりしてたのだが、治療が終わった後、「信じられないね。この状態で麻酔なしでやるとか、私は今までやったこと無いよ。とんでもなく我慢強いね」などと言われたことがある。だったら最初から麻酔しろや、と思うのだが、まあ、要らんと言った俺も俺なのでしょうがない。

そういうことがあり、診断結果は「内痔核と切れ痔の併発で、痛くなってるのは切れ痔の方」ということらしい。まあ、今何かするというほど悪くないので、注入薬を試して、よくなったらあと薬も辞めて良いから。と言われた。

内痔核というのはいわゆるいぼ痔ですね。これでも私は、一応、原子炉の技術者である。原子炉の中では核反応が生じているが、俺のアナルの中まで核反応が生じてるとは思わなんだ。

・・・というか、薬塗っとけば治るんじゃん。だから言ったのだ。俺のアナルは俺が一番よく分かっているのだ。ほっときゃ治るんだって。心配してくれた人に失礼極まりないことを重々承知で言うと、はっきり言って、俺の処女をどうしてくれる、と激おこプンプン丸、みたいな感じっすよ。激おこプンプン丸っつうか、激おこ超臨界プンプン高速増殖炉核融合反応次世代反応炉って感じっすよ。

で、「私は中に注入ね!」みたいな爽やかな言動とは裏腹に、見た目がまるで軽機関銃のベルトリンクの弾丸みたいな・・・映画「プライベートライアン」でアパムが持ってくるべきだった弾↓

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"Saving Private Ryan" 1998, DreamWorks Pictures

みたいな注入薬を貰ってきました。それが冒頭に載せた画像です。重要なので再掲しますよ。

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どうです?信じられないほどにクリソツでしょ?ナチスドイツが生んだ傑作機関銃、通称「アドルフヒトラーの電動ノコギリ」と言われるMG42ですら真っ青な凶悪な見た目だわ。この弾丸が1日二回も私のアナルに向かって撃ち込まれるのです。恐ろしいことこの上無いでしょ。

そもそもの発端は、「俺は職場の飲み会に行きたくない」、それだけだったのに・・・。なぜこんな事になってしまったのか・・・。

私は今日も今日とて、頭を抱えるばかりで御座います・・・。

昨今は安倍内閣が憲法96条の改正を訴えているようで御座います。「国民の半分が憲法改正を望んでいるのに、たった1/3の国会議員の反対でそれが阻まれるのはおかしい」、その通りで御座います。完全に同意致します。今日の読売新聞の、安倍総理へのインタビューを読み、不覚ながら私、心底感動致しました次第で御座います。安倍さん、総理に二回目が通用するとかおもってんのかよー、とか言ってごめんね。

そして憲法が改正された暁には、ぜひ、個人が個人のアナルを自由にできる権限も折り込んで貰いたいものですなあ。