悲しい事件

易者・ウサギ耳コスプレ強要、22万支払い命令
 社内研修でコスチュームを着用する「コスプレ」を強要され、精神的苦痛を受けたとして、化粧品大手「カネボウ化粧品」(東京)の子会社に勤務していた大分県内の60歳代の女性が、子会社と当時の上司らに約330万円の損害賠償を求めた訴訟で、大分地裁は20日、会社や上司らの責任を一部認め、22万円の支払いを命じる判決を言い渡した。(中略)易者のコスチュームとウサギの耳の形をしたヘアバンドを着用させられた。また、許可なく写真を撮影され、別の研修会でスライド投影された。

(読売新聞)

なぜこんな悲しい事件が起こってしまうのか、私には到底理解できない。訴える人も訴えられる人も誰も得しない。まさに負の連鎖。

60歳代女性にウサ耳を装着させても誰も得しないし、ウサ耳を装着された末に写真まで撮られパワーポイントにまとめられるとか全く理解しがたい。還暦を超えてから「ウサ耳を付けられることを強要された」などという訴えを起こさなければならなかった被害女性の心中を察するに、非常に強い憤りを禁じ得ない。

言い出した奴の目的は何だったのか。60歳代女性のウサ耳の隙間から覗く先に、どんな世界があったのか。私には分からない。